ソフトBドラ2海野“東海魂”でプロでも活躍を 野球部1000勝祝賀会で誓い

[ 2019年12月21日 20:58 ]

東海大の首都大学リーグ戦1000勝祝賀会で、ソフトバンクからドラフト2位指名された海野(中)は来季の大学日本一奪回を戸崎新主将(左)153キロ右腕・山崎(右)に託す
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 東海大の首都大学野球リーグ通算1000勝記念祝賀会が21日、都内で行われた。

 1964年9月9日に首都大学リーグが発足して以降、55年後の2019年9月21日に節目の勝利数に到達。今秋までリーグ戦は111回を数えたが、東海大は72回も制している。東京六大学、東都大学リーグでも類を見ない偉業は上田二朗(元阪神)原辰徳(巨人監督)高野光(元ヤクルト)稲嶺茂夫(DeNA)久保裕也(楽天)菅野智之(巨人)らOBが脈々と築き上げた。

 ソフトバンクからドラフト2位指名された海野隆司捕手(22)は「看板をしっかり背負ってプロでもやっていきたい」と自覚十分。チームには甲斐拓也捕手(27)という最高の手本はいるが「自分のペースを守りつつ、まず近づけるように」と“うみのキャノン”で新天地に挑む。

 来季ドラフト上位候補で最速153キロ右腕・山崎伊織投手(3年)も「歴史あるチーム。偉大な先輩が積み重ねてきた勝利数をさらに伸ばしたい」と意気込んだ。今秋は同大1000勝目となる武蔵大戦で完封勝利したが、終盤は右肘じん帯炎症で登板回避。最終学年はリーグ5連覇と大学日本一奪回を目指す。

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