慶大151キロ左腕・佐藤がプロ志望表明 故障からの完全復活誓う

[ 2019年12月21日 16:36 ]

キャッチボールする慶大の佐藤
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 今秋東京六大学リーグ戦を制し、明治神宮大会で優勝した慶大が21日、横浜市内の同大グラウンドで年内の練習を打ち上げた。

 来秋ドラフト上位候補に挙がる151キロ左腕のエース候補・佐藤はプロ志望を表明し、故障からの完全復活に意欲を見せた。「だいぶ安定して投げられるようになってきた。来年は結果を残せるようにしたい」。

 キレのある直球を武器に1年秋のリーグ戦では最優秀防御率賞を受賞。華々しいスタートで、当時からプロスカウトの熱視線を浴びた。しかし直後に左肘のじん帯を損傷。治療に1年以上を費やし、2年秋から投球練習を再開。今年は春のリーグ戦で6試合、秋は1試合に登板した。

 明治神宮大会直前に脇腹を痛めて日本一には携われなかっただけに「力不足を感じた。体制も変わり、より一層新しい気持ちで取り組んでいる。良い真っ直ぐが投げられるよう、冬は投げ込みや体作りをしたい」と力を込めた。 

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