ソフトB・内川 一塁譲らん!バレ加入なら競争激化も20年目決意新た「自分がどうするかだけ」

[ 2019年12月9日 05:30 ]

福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで野球教室を行い、子どもたちにアドバイスを送る内川
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 ソフトバンク・内川聖一内野手(37)が8日、福島県いわき市のいわきグリーンスタジアムで野球教室を行った。2013年球宴でMVPを受賞した思い出の球場で子供たちと触れ合い、20年目となる来季は、激化しそうな一塁のレギュラー争いに強い決意を新たにした。

 今年で6度目となった福島での野球教室。復興支援として行われた13年球宴でMVPを獲得し、翌年オフから毎年の恒例行事となった。212人が参加する中、内川は「毎年、子供たちに元気をもらっているし、長くやりたいと思っている。野球教室に関わっている人が楽しみにしてくれているので。僕としては仲間が増えた気がする」と福島との縁に感謝した。

 子供たちにはキャッチボールの大切さを伝えた。「キャッチボールは相手と心と心が通じ合うためにやるもの」と優しく語りかけた。野球教室最後に行われたデモンストレーションでは、ロングティーで左翼スタンド場外まで飛ばすなど、子供たちを沸かせた。「久しぶりに思い切り打った。子供たちが“俺も内川みたいな打球を打つぞ”と思ってくれたら」と笑った。

 同球場での野球教室は15年以来4年ぶりだった。翌年は打率3割に返り咲いた実績があるだけに「ゲンがいい、と言ってしまうと毎年ここでやらないといけなくなるから」と笑いながら「どこでやってもいろいろな人から力をもらえる」と来季への活力に変える構えだ。

 今季は137試合で打率・256、12本塁打41打点。20年目となる来季に向けては「もう一度レギュラーを獲らないといけない立場」と悲壮な覚悟を口にした。球団はヤクルトを自由契約となったバレンティンの補強に乗り出しているが「周りが決める事に対しては心が惑わさせないように。良ければ出られるしダメなら出られない。自分がどうするかだけ」と結果にこだわる構えを示した。

 縁起のいい球場からの再出発。福島の子供たちに輝く姿を見せることが、競争を勝ち抜く原動力になっている。(川島 毅洋)

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