【若菜嘉晴 視点】短期決戦継投に表れた指揮官「経験値の差」

[ 2019年10月11日 08:33 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第2戦   ソフトバンク8―6西武 ( 2019年10月10日    メットライフD )

<西・ソ2>ナインとハイタッチする工藤監督(中央)(撮影・小海途 良幹)
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 短期決戦で鍵を握るのが投手交代のタイミング。攻撃面で采配が的中しているソフトバンク・工藤監督は継投でも動きが早い。5回無死一、二塁で秋山に対して左腕・嘉弥真を投入。武田の球数はまだ80球で6点リードの場面だったが、迷いなく動いた。

 武田が先頭・木村からの連打で招いたこのピンチ。嘉弥真はスライダーでの横の揺さぶりで秋山を空振り三振に仕留めた。この回に結果的に3点を奪われたが、勝負どころで一気呵成(かせい)に攻め立てる西武打線のキーマンである秋山を封じ、リードは保つことができた。

 一方で工藤監督より短期決戦での采配の場数が少ない西武・辻監督は継投が後手に回っている。痛かったのは3回に中村晃に浴びた2ラン。先発・今井が初回から失点を重ねる中、直前のデスパイネの適時二塁打の時点で限界だった。両軍指揮官の決断のタイミングが、ソフトバンク2連勝という勝敗となって表れている。

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