ソト劇弾!DeNA 0―7から逆転劇で延長サヨナラ!奇跡へ20日から巨人2連戦

[ 2019年9月20日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA11―8広島 ( 2019年9月19日    横浜 )

11回無死一、二塁、ソトが今村(右端)からサヨナラ3ランを放つ(撮影・大塚 徹)                                                                                                                                              
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 DeNAが19日、0―7から驚異的な逆転劇で広島との打撃戦を制し、首位・巨人とのゲーム差を3に縮めた。ネフタリ・ソト内野手(30)は反撃の41号3ランに加え、延長11回に42号サヨナラ3ラン。梶谷隆幸外野手(31)は5号代打満塁弾を含む5打点と大暴れした。きょう20日からは本拠地で巨人と2連戦。この勢いで、最後の猛チャージをかける。

 奇跡を予感させるソトの放物線が、左中間席に吸い込まれた。本塁打と打点の2冠を独走する助っ人は、ジャンプしてホームイン。歓喜の輪に加わった。ラミレス監督も劇的すぎる結末に、興奮を隠さない。「見たことのないような試合が一番いいタイミングで来た。この結末を確信していたかというと、うそになる。チーム一体の勝利」と手を叩いた。

 0―7の6回から全てが始まった。ソトが3ランを放ち、なお1死満塁。代打・梶谷が九里のカーブを右中間席に運ぶと、ハマスタは割れんばかりの歓声に包まれた。自身初の代打満塁本塁打に、何度も何度も右拳を握った。「最高です!自分が一番興奮しているくらい、いい一本でした」。節目の通算100号。13年目で到達し「プロに入ったときは打てると思わなかったので、そこが一番の驚き。100号が価値のある一本で最高にうれしい」と感慨に浸った。1点勝ち越された直後の8回にも同点二塁打。守備でも8回に磯村の右中間への飛球をランニングキャッチし、攻守でチームを救った。

 開幕スタメンに名を連ねながら打撃不振で2度の2軍落ち。それでも8月23日に1軍に昇格後、しびれるシーズン終盤に持ち味を発揮している。小指を余らせて握っていたバットを全体で握るように持ち方を変え、打撃フォームも安定。代打での出番も増えるが「準備段階で投手のことを考え“こうしよう”と決めている」と来るべき時に備えている。

 ソトは3ラン2本で6打点。延長11回無死一、二塁から放った42号が、乱打戦に決着をつけた。「7点ビハインドでもチーム全体として諦めていなかった。こういった試合はなかなかないが、みんなが一つになって最後まで戦った結果」と胸を張った。

 広島戦の2年ぶり勝ち越しを決め、3位とのゲーム差を2・5に広げた。きょう20日からは3ゲーム差の首位・巨人との本拠地2連戦。胴上げ阻止へ、そして、その先の奇跡へ。この夜と同様に、誰ひとり諦めることなく戦い抜く。(町田 利衣)

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