巨人・岡本36打席ぶり一発がV弾「久々な感覚あった」4番外れて打率5割

[ 2019年6月7日 05:30 ]

交流戦   巨人2―1楽天 ( 2019年6月6日    楽天生命パーク )

6回2死、右越えの勝ち越しソロ本塁打を放ち、坂本勇(左)にお辞儀されて迎えられる岡本(中央右)=撮影・木村 揚輔
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 巨人の岡本和真内野手(22)が6日の楽天戦に「5番・一塁」で出場し、同点の6回に右中間席へ決勝の10号ソロを運んだ。開幕から指定席だった4番の座を4日から外れたが、そこから12打数6安打、打率・500と巻き返している。36打席ぶりの一発&3試合連続マルチ安打をマークした若き主砲が、交流戦をきっかけに復活した。

 復調を予感させた。岡本は初球を逃さなかった。1―1の6回2死、ど真ん中の146キロ直球を捉えた。決勝の10号ソロを右中間席に叩き込んだ。

 「何とか塁に出ることだけを考えて打席に入りました。いいスイングができました。打った瞬間、久々な感覚がありました」

 36打席ぶりの一発は、主軸の威厳を取り戻す4月4日以来、今季2本目の逆方向へのアーチ。苦しみながらも、これで2年連続2桁本塁打に到達した。

 2回無死一塁でも、初球を捉えて左前打をマークした。今季、初球の打率は・413。2ストライクの・171と比べて圧倒的な数字を誇る。普段対戦するセの投手以上に、データの少ないパの投手に追い込まれれば、対応は難しくなる。だからこそ、好球必打を心掛けた。

 先輩から授かった4番の教えも胸に刻む。昨年6月から巨人の89代4番に座った。史上最年少で3割30本100打点を達成したが、夏場には32打席無安打と重圧も味わった。そんな苦境の中、阿部から「下を向くな。4番はみんなが見ているんだから」と活を入れられた。

 今季の打率・260だが、グラウンドで落ち込む様子を見せることはない。4番を3試合連続で外れてからは12打数6安打、打率・500。積極スイングで3戦連続マルチ安打をマークし、自慢の豪快さも取り戻した。

 原監督は4番から外した理由を「ややビッグベビーが困っているかな、少し助けてあげようか」と説明していたが、「もうビッグベビーとは言えなくなったね」と復調を実感。岡本は「勝ったことが良かった。それでOKです」と胸を張った。勝利に直結する一発を、誰もが待っていた。 (青森 正宣)

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