阪神・梅野“神話弾”!打てば9連勝「次回もそんな感じでいければ」

[ 2019年6月3日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7―5広島 ( 2019年6月2日    マツダ )

2回無死、梅野は先制のソロ本塁打を放ち、控えめにガッツポーズ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は2日、敵地での広島戦に7―5で勝利し、このカードの連敗を6で止めた。梅野隆太郎捕手(27)が2回無死から中越え先制4号ソロ。本塁打すれば昨季から9連勝となった一発が引き金となり、この回一挙7得点で勝負を決めた。交流戦前の55試合は貯金5で終了。パ・リーグ相手でも不動の正捕手が攻守でチームを引っ張る。

 ボクシングに例えれば、梅野の強烈なパンチがアドゥワを“ダウン”させた。何とか立ち上がった右腕だが、もう足下はフラフラ。ここぞとばかりに猛虎打線が襲いかかり、8安打で一挙7得点。難敵をわずか“2ラウンド”でKOした。

 「自分が捕手をしていてもそうだけど、やっぱりホームランというのはバッテリーとしては嫌なもの。その後に(高山)俊が四球で出たように、バッテリーが警戒し始めるので。自分としても1本、1打席目に出たので大きかったです」

 0―0の2回先頭の第1打席。5月19日の前回対戦で7回4安打無失点に抑えられたアドゥワの直球を完璧にとらえた。バックスクリーンに飛び込む9試合ぶりの4号2ラン。1、2位の直接対決で連敗していた嫌な空気を一掃させた。

 「不敗神話」の効力は絶大だ。昨年6月27日のDeNA戦から、梅野が本塁打した試合はこれで9連勝。6回に5点を返され、2点差まで詰め寄られながらも驚異の勝ち運は途切れなかった。

 「いつかは負ける時が来るのかどうかはわからないけど、結果としてそういうデータが出ているということは自分が打った試合で何とか守り抜いているんじゃないかなと思う。そういうツキを持って来られるように。次回もそんな形でいければいいと思います」

 打者一巡となった2回の2度目の打席で右前打。7回には左翼線二塁打を放った。三塁打が出れば4月9日のDeNA戦に続く今季2度目のサイクル安打という状況だったが、9回の第5打席は投前犠打を決め、中崎の失策まで誘った。チームプレーに徹する姿勢に矢野監督も賛辞を惜しまない。

 「失敗を恐れずどんどん挑戦していく中で、この55試合、苦しい時期もあったけどみんなよくつないでくれた。ピッチャー陣と、もちろんバッターもね。凄く良くなって来ている。まあ本当、梅野がよく頑張ってくれているっていうのがここまで振り返るとしたらあるんちゃうかな」

 ここまでの戦いではMVP級の働きを見せた正捕手。4日からの交流戦でも攻守の要を担う覚悟はできている。(山添 晴治)

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