楽天・釜田 全治半年けが乗り越え655日ぶり勝利「諦めないでやってきてよかった」

[ 2019年4月22日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天7-3オリックス ( 2019年4月21日    楽天生命パーク宮城 )

お立ち台で感極まる釜田(撮影・西海健太郎)   
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 655日ぶりのお立ち台は格別だった。楽天・釜田の目が少し潤んだ。「本当に諦めないでやってきて良かった」。5回1/3を5安打3失点。17年7月5日・ロッテ戦以来となる白星の味をかみしめた。

 初回2死から「同い年の一番いい打者」と意識する吉田正へ、術後最速となる148キロを記録した。2―0の3回2死二、三塁では145キロ直球で内角を意識させ、7球目の外角フォークで中飛に仕留めた。

 6回途中で降板する際には2万7108人の拍手を浴び、「ぐっときた。これからも忘れられない」と笑みを浮かべた。昨年6月27日に右肩と右肘の手術を受けた。全治6カ月の診断だった。

 春季キャンプ中に再び右肩前部に痛みを感じた。安楽の紹介で、中日・松坂らも信頼する権威ある人物に、原因は後ろ側の筋肉にあると指摘を受けた。ストレッチや治療を入念にしたことで、この日の登板につなげた。

 前日には自主トレをともに行う兄貴分の田中将大(現ヤンキース)に復帰登板を伝え、決意を持ってマウンドに上がった。釜田は13年に右肘骨折、14年にもトミー・ジョン手術を受けたが、これまでと同じように苦難を乗り越えた。

 復活の記念球は「一番感謝している」とリハビリ中の昨年12月に結婚した愛妻に贈る。「これからどんどん良くなると思う」。登板後の状態確認で一度抹消されるが、先発ローテーションの完全復帰も近い。「堂々と落ち着いてよく投げた」と平石監督。エース則本昂を欠く先発陣に、心強い右腕が帰ってきた。 (君島 圭介)

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