おじは元プロ 福知山成美 神内 夏につながる2点適時打

[ 2019年3月27日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第4日 1回戦   福知山成美2-3筑陽学園 ( 2019年3月26日    甲子園 )

4回表2死二、三塁、福知山成美・神内は中前に2点適時打を放つ(撮影・北條 貴史) 
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 福知山成美は0―1の4回、2死二、三塁から神内(かみうち)が中前へ2点適時打。「真っすぐです。いったと思いました」。9回は遊飛で最後の打者となったが、1年前の孤独な闘いを思えば心は晴れやかだった。

 1年夏に右肘の手術を受けた。元ソフトバンク投手で同じく肘を手術したおじの神内靖氏から「野球が好きならできる」と激励され、半年後に練習復帰したが、その3日後にボールを左目に受けて陥没骨折。視力は右目の半分に落ちた。「彼は冬の間もずいぶん頑張った」と井本自宣監督。この敗戦はきっと夏につながる。

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2019年3月27日のニュース