門真ビックドリームス初8強 2試合連続サヨナラ勝ち

[ 2019年3月24日 05:30 ]

スポニチ主催文部科学大臣杯第10回記念全日本少年春季軟式野球大会第2日 ( 2019年3月23日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場ほか )

 8会場で2回戦16試合と3回戦8試合が行われた。門真ビックドリームス(大阪)は、3回戦で1―0で八千代松陰中(千葉第2)を破り、創部16年目で初の8強入り。西京ビッグスターズ(京都)は陵南中(鹿児島)との接戦を制し、2度目の優勝へ前進した。開催地・静岡勢は東海大静岡翔洋中、大会唯一の合同、竜爪・西奈中がベスト8進出を決めた。24日は、準々決勝4試合が行われる。

 門真ビックドリームスは2試合連続タイブレークでのサヨナラ勝ちだ。8回2死二塁からエースで4番の上加世田が中越えサヨナラ打。「2試合とも無安打で投球も苦しかった。最後にみんなに恩返しができて最高」。開会式で憧れの150キロ右腕・森木(高知中)にもらった“今以上の自分へ”の言葉。何事も全力で最後まで諦めない姿勢が実を結んだ。橋口和博監督は「みんなの一生懸命さが運を呼んだ」と目を細めた。

 《Wヘッダー克服》富士見中(神奈川第2)は苦手のダブルヘッダーを克服し、8強入りを決めた。チームは2試合目を苦手とし、公式戦や練習試合でも苦杯を喫することが目立った。この悪癖は諸富中との3回戦で見られたが、再三のピンチを乗り切り、6回の決勝点をもぎとった。安藤信二監督は「2試合目の入り方などまだまだ課題が残るが、みんなよく粘り強く頑張ってくれた。一つ一つ全力で勝ち進んでいきたい」と気を引き締めた。
 

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2019年3月24日のニュース