阪神ドラ3木浪 マルチでOP戦21安打、12球団新人最多安打更新

[ 2019年3月24日 06:10 ]

オープン戦   阪神2―4オリックス ( 2019年3月23日    京セラD )

<神・オ>8回無死、木浪は左前打を放つ(撮影・坂田 高浩)
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 阪神首脳陣にとってこれほど「ありがたい」選手はいない。ドラフト3位・木浪(Honda)が初めて二塁で先発出場し、2安打を放った。オープン戦は21安打まで積み重ね、記録が残る1999年以降の12球団新人最多安打を更新した。

 「まだまだ捉えられなかった打席もあるので。ただ、ヒットになっている打席は、結果として良かったかなと思います」

 当然のように安打を重ねる。3点を追う6回無死一塁ではカウント1―1から東明の真ん中低めに落ちる変化球を拾って右前へ。一、三塁に好機を広げ、糸井の適時二塁打で生還した。8回先頭では追い込まれながら沢田の外角高めに浮いてきたチェンジアップをコンパクトに左線へはじき返した。巧みなバットコントロールを披露し、打率・389はついに楽天・島内と並んで12球団トップに躍り出た。

 「まだシーズンではない。シーズンに入ってから結果を出せるように」

 みじんも慢心がない様子が頼もしい。今回で一、二、三塁と遊撃の内野すべてで先発出場を経験。慣れないポジションでも堅実にこなせる守備力は貴重で、鳥谷や北條を遊撃で起用できるなどチームとしての選択肢は拡大。シーズン中も各選手の好不調に応じて内野布陣を柔軟に組めるようになる。「難しいですけど、試合に出るために準備するだけ」。打撃は巧みで、守備は万能。もはや欠かすことのできない存在だ。(巻木 周平)

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