中畑氏、広島ドラ1・小園は1軍で使うべき「即戦力として見ていい」

[ 2019年3月5日 08:30 ]

広島のドラフト1位・小園(撮影・中村 達也)
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 【キヨシスタイル!】よく入ったねえ。3月最初の週末を迎えた東京ドーム。巨人―ヤクルト戦2試合に3万9322人と3万7516人、締めて7万6838人のファンが詰めかけた。

 私が現役だった頃の巨人のオープン戦は宮崎キャンプ終了後に鹿児島でロッテと1試合やっていったん帰京。再び九州に入って中国地方、関西というパターンで北上していった。

 沖縄で2次キャンプを張るようになった2011年からはキャンプ中に沖縄セルラーで2試合ほどやって帰京。最初の週末に東京ドームで2試合やるのが恒例になっているけど、今年ほど入ったのを見たことがない。

 調べてもらったら、やっぱりね。2試合合計で過去最多だったのは16年の6万333人。これを大きくクリアし、同じヤクルト戦で5万4997人だった去年から2万人以上増やしている。

 原監督が復帰して丸が加わり、若き岡本が開幕から4番に座る今季の巨人。期待の大きさがうかがえるけど、ヤクルトファンも多かったんじゃないかな。昨季は2位に躍進。2年目の村上、塩見らの成長でさらに魅力的なチームになっている。

 両チームに限らず、今年はどの球団にも楽しみな若手がいる。新人だけ見ても凄いよ。広島・小園、ヤクルト・清水、巨人・高橋、DeNA・上茶谷、大貫、中日・根尾、阪神・近本、木浪、西武・松本航、ソフトバンク・甲斐野、日本ハム・吉田輝、柿木、オリックス・頓宮、ロッテ・藤原、楽天・辰己…。各チームの主役を張ってくれそうな選手ばかり。

 広島の緒方監督は小園をどう育てるんだろう。キャンプ前半、日南で聞いたときは「1年間はファーム」と話していたけど、実戦で結果を出し続けてオープン戦7打数4安打。ホームランも打った。守備も安心して見てられるし、これだけ打ったら即戦力として見ていいんじゃないかな。力のある選手は1年目から使うべきだと思うよ。

 ワクワク感あふれる若い力がひしめく今年のプロ野球。新時代の到来を告げるシーズンになりそうな予感がする。来年の東京五輪に向けて弾みをつける年になってほしいな。(スポニチ本紙評論家・中畑 清)

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