丸加入で“カープイズム”との融合 巨人ナインに好影響

[ 2019年1月4日 09:05 ]

新春球界インタビュー 巨人・丸 取材後記

「勝」の一字に新年の決意を込めた丸(撮影・荻原 浩人)
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 【取材後記】1994年10月8日、同率首位で迎えた中日との最終戦。当時の巨人・長嶋監督は「勝つ!俺たちは勝つ!勝つ!」とナインを鼓舞した。くしくも、丸がしたためたのも「勝」の1字だった。昨季の巨人は借金4で、球団ワーストタイの4年連続V逸。貯金23で3連覇した広島の原動力となった丸は「今まで広島でやってきたいいところを持っていけたらなと強く思う」と言う。その一つが「勝」だ。

 巨人との交渉翌日は、日が昇る前に都内から始発の新幹線に乗った。その足でマツダスタジアムに直行して練習。入団会見の翌日はスーツ姿でジャイアンツ球場を異例の「速攻訪問」し、自主トレの拠点を1時間見学した。原監督が「野球に対してフレッシュ。若い」と評した練習の虫。持ち込む好影響は計り知れない。(巨人担当キャップ・神田 佑)

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