オリ西村監督 盗塁増だけでなく成功率も「最低でも7割5分」

[ 2019年1月4日 05:30 ]

オリックスの西村監督
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 現役時代に4度の盗塁王に輝いたオリックス・西村監督がチーム方針として盗塁量産を掲げた。一昨年の33盗塁から昨年は97盗塁まで増やしてもリーグ内では4番目。「打つだけの勝負では厳しい。塁に出た後に足を絡めてプレッシャーをかけたい」と重視した。特に力を込めたのがスペシャリストの養成だ。

 「誰かをつくっていかないと。スタメンでも代走でも終盤のここぞで走れる選手をつくりたい」

 先発では安達や福田、大城らが力を発揮。今季飛躍を期待する佐野や根本ら若手の育成を進める上で打力向上に加え、盗塁成功率のアップを促した。「数だけ走ってではなく率を要求していきたい。最低でも7割5分。足の遅い選手でも、走る姿勢を見せてほしい」と訴えた。

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2019年1月4日のニュース