楽天・岸、移籍後初完封!清宮初安打は「凄い打球飛んでいった」

[ 2018年5月3日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天1―0日本ハム ( 2018年5月2日    札幌D )

完封で2勝目を挙げた岸(中央)はナインと喜び合う
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 楽天・岸は清宮にプロ初安打を許したものの、西武時代の16年以来2年ぶりで移籍後初完封勝利。チームの連敗を7で止めた。2回の初対戦では145キロ直球を中堅フェンス直撃の二塁打にされた。

 「凄い打球が飛んでいった。次から気をつけようと思った」。気を引き締めると、その後の2打席は内角攻めなどで追い込み、最後はいずれも低めのチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

 14年のロッテ戦でノーヒットノーランを達成した縁起のいい日に、またも快投した。低めに伸びる直球とチェンジアップを中心に3安打に抑え、今季初の2桁となる10奪三振。「1人で投げきりたい」と話した通りの有言実行で、虎の子の1点を守り「(最後まで)いけた」と笑った。

 最下位に低迷し1、2軍のコーチ2人が入れ替わるなど、窮地のチームを救う1勝。岸は「月も替わって5連戦の頭を獲れたのは良かった」と話し、梨田監督も「スミ1を守って、よく投げてくれた」とねぎらった。(黒野 有仁)

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2018年5月3日のニュース