清宮、デビュー２戦連続安打！左腕・辛島から右前打で反撃の口火切る　直後に清水が逆転満塁弾

パ・リーグ   日本ハム―楽天 （ 2018年5月3日    札幌Ｄ ）

＜日・楽＞７回１死、２試合連続安打となる右前打を打つ清宮
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　日本ハムのドラフト１位・清宮幸太郎内野手（１８）が３日、本拠地・札幌ドームで行われた楽天戦に「５番・ＤＨ」で出場。７回の第３打席に２試合連続となる安打を放ち、チームの反撃を呼び込んだ。

　０―１と１点ビハインドの７回１死走者なしの場面、ここまで２三振と苦しんだ辛島を相手に、３ボール１ストライクからのスライダーを完ぺきにとらえ、右前へ運んだ。

　チーム２本目の安打で、反撃の口火を切ると、沈黙していた打線が爆発。続く杉谷、鶴岡も続いて３連打。１死満塁から清水が逆転の満塁弾を放った。

　楽天の先発・辛島。清宮にとっては、１軍で初の左腕との対戦となった。第１打席は初回２死一、二塁のチャンスで迎えたが、全くタイミングが合わず３球三振。第２打席でも辛島の変化球に対応できず空振り三振に倒れ、前日の試合から４打席連続三振を喫していたが、高い対応力を示した。

　清宮は３月中旬に腹膜炎で入院し、出遅れたが、ファームで５戦４発をマークするなど結果を残して、１日の同戦で１軍デビュー。岸孝之投手（３３）と対戦したプロ初打席でいきなり中堅フェンス直撃の二塁打を放った。しかし、２、３打席目は同じく岸を相手に空振り三振に倒れ、「安打が１本出たことは自信につながるけど、打てなかったことで課題が見つかった」と語っていた。