故・星野仙一氏母校 倉敷商3年ぶりV「夏にいい報告を」

[ 2018年5月3日 17:01 ]

春季岡山大会決勝   倉敷商4―2関西 ( 2018年5月3日    マスカットスタジアム )

3年ぶり8度目の優勝を飾った倉敷商の選手たち                               
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 倉敷商が関西を4―2で破り、3年ぶり8度目の優勝を決めた。

 倉敷商は初回無死から主将の中江悠太内野手(3年)、暮地岩勘太内野手(3年)の連打で好機を築くと、4番・山縣直人外野手(3年)の二ゴロの間に1点を先制。2回は相手失策に3本の単打を絡め、3点を奪って主導権を握った。中江主将は「先に点を取れていい流れになった。昨夏、3年生が(3回戦で)関西に負けていたので、借りを返したい気持ちが強かった」と胸を張った。

 ことし1月、中日や阪神、楽天で監督を務めた同校OBの星野仙一氏が死去。森光淳郎監督は「夏にいい報告がしたい」と話した。倉敷商は来月2日に開幕する中国大会(山口県)に出場する。今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・引地秀一郎投手(3年)は「ここからの大会はすべてで負けない」と言葉に力を込めた。

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2018年5月3日のニュース