阪神・植田2番固定へ!課題の打撃成長 2試合連続マルチ

[ 2018年5月3日 09:20 ]

室内練習場で練習を見守る金本監督
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 阪神の金本知憲監督(50)が2日、当面は植田海内野手(22)を2番で固定起用する方針を明かした。目下3試合連続で「2番・遊撃」として先発出場。2試合連続でマルチ安打をマークしており、前日1日のDeNA戦では初めて左右両打席で安打を放つなど勢いも十分だ。

 「(今後の先発?)今のところはね。今の調子が落ちるまでは、(2番固定で)行って良いんじゃないかな。足も使えるし」

 ここまで15試合に出場して13打数5安打の打率・385。スタメン起用された4月29日の広島戦から3試合連続安打と、課題の打撃で成長の跡を見せる。

 持ち味である「足」も健在で、ここまでチームトップタイの2盗塁。体重も着実に増え、現在は昨夏から3キロアップの73キロ程度とみられる。指揮官は「そこまで打席に立っていないから何とも言えないけど、だいぶん振れてきている。動きも良くなって、いい体重の増え方がしていると思う」と高く評価した。

 前日1日の左打席での安打について、植田は「タイミングがうまくあった。(練習の成果が出てきたのでは?と問われ)そうなっていければ」と、まだまだ成長の余地があることを認めた。チーム屈指の俊足は虎打線にとって貴重な存在。主軸へのつなぎ役として期待されるプロ4年目の若虎が、貯金量産へ向けグラウンドを駆け回る。 (山本 浩之)

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2018年5月3日のニュース