中日ドラ1鈴木博 圧巻デビュー 直球オール150キロ超で3人斬り

[ 2018年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―8広島 ( 2018年4月1日    マツダ )

<広・中>プロ初登板で1回を2三振、3者凡退と好投した鈴木博
Photo By スポニチ

 中日のドラフト1位右腕、鈴木博が快デビューを果たした。3―8の8回に初登板し、2三振を含む打者3人斬りの快投だった。先頭打者の安部は鋭いカットボールで空振り三振に仕留め、前日3安打の石原を最速155キロの内角直球で見逃し三振。西川も153キロで二ゴロに退け、直球7球は全て球速150キロを超えた。

 計8度の登板を重ねた今春のオープン戦、練習試合では一度もなかった3者凡退を初の公式戦でやってのけ、「できることを全力でやりました。(2三振は)しっかり腕を振った結果、打者が振ってくれた」と目尻を下げた。開幕3連敗の中、希望の光をともし、「次からは勝ちゲームで投げたい」と意気込んだ。

 《また開幕3連敗》2年連続の開幕3連敗に森監督は「3試合とも同じようなことをやってしまった。投げるにしても守るにしても何にしてもミスして点を取られている」と嘆き、「名古屋に戻って出直し」と3日からの巨人戦へ切り替えた。先発の笠原は同点の5回2死一、三塁から左翼・アルモンテのまずい守備もあって2点二塁打を浴びるなど6回4失点。「自分もチームも早く1勝したかったが、ダメでした」と落胆した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月2日のニュース