大谷「ただただ楽しく投げられた」 2回3ラン被弾も…監督の言葉に救われた

[ 2018年4月2日 08:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―4アスレチックス ( 2018年4月2日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>6回、タッチで迎えられベンチへ引き揚げる大谷
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 エンゼルスの大谷翔平(23)が1日(日本時間2日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦に先発して6回3安打3失点と好投し、メジャー初登板初先発初勝利を挙げた。チームは7―4で逃げ切り勝ちした。

 開幕戦では初安打、投手としては初登板初勝利と鮮烈なメジャーデビューを果たした大谷。試合後、NHK BSの中継のインタビューに応えて、「キャンプからやってきて、スタッフや選手の皆さんに支えられてきてくれてそのお陰」と感謝を口にし、「ただただ楽しく。楽しんでマウンドで投げられた。はじめて野球をするときの気持ちでマウンドに向かえた」と笑顔を見せた。

 初回2死でオルソンの初球に、この日の最速99・6マイル(約160キロ)を計測するなど完ぺきな立ち上がり。2回に3ランを浴び、「2回はしっかり投げきった球を打たれたのでちょっと引きずった」としながらも「監督から『ここから抑えれば問題ないから』と言っていていただいたので、そのお陰かな」とその後は立ち直って6回まで投げきった。

 また、この日の中継で解説を務めていた新井宏昌氏(65)から、打席でオープン戦途中からノーステップ気味のフォームに変更した意図を問われると、「スタッフに相談もしましたし、アドバイスをいただいて、自分でも消化しながら、レベルを高いところに変えていかないといけないかなと思いました」と説明。開幕戦での初打席初安打については「初打席の初球を振れるという準備ができたのはよかった」と振り返り、「継続する部分と変えなければならないとこも考えながらやっていきたい」と今後について語った。

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