オリ山岡　６回まさか…満塁悲弾　５回まで零封「あの１球だけ」

パ・リーグ   オリックス３―１２ソフトバンク （ 2018年4月1日    ヤフオクＤ ）

＜ソ・オ＞６回１死満塁、中村晃に満塁本塁打を浴びる山岡
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　オリックス・山岡が１球に泣いた。強打者ぞろいの昨季王者を５回まで３安打に抑えながら６回にプロ初の満塁被弾。５回１／３を４失点で敗れた。

　「あの１球だけだった。厳しいコースにいこうと思ったのですが…。悔しい。勝ち越したかった」

　先制の援護を得た直後に暗転した。安打と四球などで１死満塁を招き、中村晃に高めに浮いた直球を右翼席へ運ばれた。福良監督は「山岡は良かった」と責めず、６回に先制後の無死二塁で伊藤が送りバントできず空振り三振に倒れた場面に触れて「追加点を取れないと、ああいう展開になってしまう」と敗因を求めた。

　逆転を目指した終盤８回には黒木、榊原ら救援した３投手が炎上し、打者１２人に８安打を浴びて一挙８失点。中盤までの息詰まる展開から一転、終わってみれば大敗だった。開幕カードの負け越しは７年連続。指揮官は「切り替えて細かいことを、きっちりやっていく」と前を向いた。（湯澤　涼）