大谷 メジャー初登板初先発で160キロ!6回6K3失点でQS達成、勝ち投手権利に笑顔

[ 2018年4月2日 07:25 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アスレチックス ( 2018年4月1日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス>メジャー初登板初先発で力投する大谷
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 エンゼルスの大谷翔平(23)が1日(日本時間2日)、敵地オークランドでのアスレチックス戦にメジャー初登板初先発。6回で92球を投げて3安打3失点、1四球6三振で勝利投手の権利を得て降板した。

 初回、1番セミエンへのメジャー第1球は155キロの直球、続いてスライダーで追い込んで、1球ボールの後スプリットで空振り三振を奪うと、2番ローリーは捕邪飛、3番オルソンは空振り三振に切って取った。オルソンの初球には160キロをマークした。

 2点の援護をもらった大谷は2回、4番のデービスを空振り三振を取ったものの、連打され1死一、二塁とされると7番チャプマンにスライダーを左中間3ランされ逆転を許した。

 3回は1番からの3人を変化球主体で三ゴロ、遊ゴロ、空振り三振で片付けた。4回は4番デービスを二飛の後、四球、左飛、本塁打を打たれた7番チャプマンを空振り三振に切って取った。

 エンゼルスが逆転した直後の5回は左飛、一ゴロ、空振り三振で勝利投手の権利を獲得。続く6回は遊ゴロ、左飛、遊飛とこの回も三者凡退に仕留めると、ホームの観客は大喝采で迎えた。

 ベンチに戻った大谷はチームメートに労われ、ホッとしたような笑顔。失点は2回の3ラン被弾のみの6回3失点(自責点3)でクオリティースタート(QS=先発登板して6回以上投げ、3自責点以下)を達成し、この回でマウンドを下りた。

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2018年4月2日のニュース