巨人インフル禍 期待の吉川尚ら3人離脱 マギーも体調不良で早退

[ 2018年2月27日 05:30 ]

高橋監督(左)はインフルエンザ感染者が多数出て浮かない表情。右は長野
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 巨人は26日、吉川尚輝内野手(23)、戸根千明投手(25)、豊田清投手コーチ(47)が、インフルエンザ(A型)と診断されたと発表した。いずれもキャンプに参加せず、那覇市内の宿舎で静養した。

 「ケガとは違って風邪は気をつけてもひくから。仕方ない部分もあるけど、気をつけないといけない」と高橋監督は困惑気味に話した。

 練習中には、マギーも体調不良を訴えて早退した。選手各自で手洗い、うがいは徹底してきたが、集団感染への不安もある。吉川尚らは、回復するまでは宿舎で静養となる予定で、一部選手の帰京が3月以降にずれ込む可能性もある。

 27日は韓国・SKとの練習試合(沖縄セルラー)を予定。吉川尚に代わって、新人の田中俊が二塁に入るが、正二塁手候補の吉川尚にとって、開幕スタメンへアピールを続ける中で痛い離脱だ。実戦7試合(25日の広島戦ノーゲーム含む)で23打数9安打、打率・391と好調をキープしてきたが、オープン戦が本格化する3月3日のヤクルト戦(東京ドーム)に間に合うかは微妙だ。

 中継ぎ右腕の西村も、下半身のコンディション不良を訴えて別メニュー調整となった。この日だけで、計5人が離脱する異常事態。指揮官は「(他の選手の)チャンス、打席数は当然増える。守りも打つこともアピールになる」と話した。(神田 佑)

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2018年2月27日のニュース