阪神ドラ1馬場 27日背水登板へ 1軍生き残りへ“直球の精度”アピール

[ 2018年2月27日 05:30 ]

生き残りをかけ、背水登板に臨む馬場
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 阪神のドラフト1位・馬場(仙台大)が、27日の紅白戦で1軍生き残りをかけた背水登板に臨む。

 「前回打ち込まれたのもあるので、自分で工夫してインサイドを使うとか、できる範囲のことはやっていこうかなと」

 対外試合デビュー戦となった21日の韓国・KIAとの練習試合で9回に登板したが、1死しか取れず6安打4失点KO。同期入団の谷川に救援をあおぐ屈辱を味わい、アピールに失敗した。

 キャンプ終了後には、1、2軍の入れ替えが行われる可能性もあり、今キャンプ最後の実戦となる紅白戦は、当落線上にいる選手にとっては、最後のアピール機会。馬場も例外ではなく、結果を残せなければ厳しい立場に追いやられる。

 「アピールするところはアピールして、持っているものを出さないと次につながらない。自分のピッチングスタイルというところを出していきたい」

 修正ポイントは明確だ。KIA戦では浴びた6安打のうち5本は直球を痛打されたもの。「前回は淡々といって、ストレート中心で打ち込まれた。(課題は)ストレートの使い方。インサイドを使うとか」と、得意の縦に落ちるスライダーなど変化球を生かすためにも直球の精度にこだわる。

 26日は午後からブルペン入りして、最後の仕上げを終えた。ドラフト1位の潜在能力を見せつけて、自身初のキャンプを締めくくりたい。(遠藤 礼)

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2018年2月27日のニュース