大谷、第3打席で初安打&初打点 打者デビュー戦は出塁率10割

[ 2018年2月27日 06:50 ]

<パドレス・エンゼルス>5回1死二塁、中前適時打を放つ大谷(投手・マリオット)
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 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(23)が26日(日本時間27日)、アリゾナ州ピオリアでのパドレス戦で打者デビューを果たした。「2番・DH」で出場し、5回の第3打席で中前適時打を放った。初回の第1打席、3回の第2打席はともに四球だった。

 1死走者なしの場面で打席に立った大谷は、先発の右腕ライルズの初球ストライクを見逃し。2球目のツーシームを空振りして2ストライクと追い込まれたが、そこからボールを見極めた。第2打席は左腕バウマンとの対戦、2ボールから3球目を空振りしたが、その後の2球見逃して四球を選んだ。

 5回の第3打席は1死二塁の場面で右腕のマリオットと対戦。初球を中前に運び、打点1を記録。代走を送られて交代した。1打数1安打1打点2四球で打者デビュー戦で出塁率10割をマーク。

 大谷はマイナー契約の招待選手としてエンゼルスのキャンプに参加。24日(同25日)にはブルワーズ戦で、まずは投手として実戦デビューし、1回1/3を2安打2失点。中1日で迎える打者デビューに向けては「外国人投手との間合いというか、打席の中でしっかりタイミングを取っていけるかが今、一番大事」とテーマを掲げていた。

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