ソフトB 上林 年俸4・4倍増で更改「多少の自信にはなりましたが…」

[ 2017年12月1日 16:24 ]

契約を更改し会見場の席に着く上林
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 ソフトバンクの上林誠知外野手(22)は1日、ヤフオクドームの球団事務所で交渉し、年俸800万円から4・4倍増の3500万円で契約を更改した。会見場に姿を見せた上林は無表情だった。

 「少しは結果を残せたし、多少の自信にはなりましたが、まったく満足できる数字ではありませんでした」

 プロ4年目でレギュラーに定着し、134試合、打率・260、13本塁打、51打点を残したが、後半戦は不振に陥った。CSファイナルSは1、2戦に先発出場したものの、5打数無安打。日本シリーズ進出が決まった5戦を前に出場選手登録を抹消されていた。

 このオフにはヤフオクドームまで約1時間かかる福岡県筑後市の「若鷹寮」を退寮。規定は高卒5年目終了時だが、特例を認められた。シーズン途中、コンディションを崩したのは移動の疲労もある。「体をもう一回り、大きくしたい」と上林。現在、体重は85キロだが「90キロにはしたい。それ以上でもいい」と得意の卵料理で肉体改造にはげんでいる。

 来年1月には「日本一の打者だと思う」という内川に再び、弟子入り。「確実性の優れた打者。吸収したい。目標は打率3割、15〜20本塁打といったとこですね」とその目は早くもリベンジのシーズンをみすえていた。

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2017年12月1日のニュース