侍J稲葉監督 東京五輪金には巨人・坂本勇が「必要」

[ 2017年12月1日 05:30 ]

侍ジャパン・稲葉監督(右)の前で来季の抱負を語る巨人・坂本勇
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 巨人・坂本勇人内野手(28)が11月30日、都内ホテルで行われた「ニッポン放送ショウアップナイターCONFERENCE2018」に出席。トークショーで侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)から2020年東京五輪へ向けたエールを送られ、金メダル獲得に意欲を見せた。

 壇上でのトークは、熱を帯びた。稲葉監督から「野球界を引っ張って、五輪を考えながらやってほしい。必要な選手になってくる」と激励され、表情を引き締めた。

 「稲葉監督の力に少しでもなれるように精進します。(胴上げで)しっかりと持ち上げたい」

 13年WBCではともにチームメートとして日の丸を背負い、今年3月の同大会はコーチと選手という立場だった。今シーズン中も打撃のアドバイスを求めるなど、強い信頼関係で結ばれている。3年後の東京五輪では金メダル獲得が日本野球界の悲願。センターラインの中心として期待が懸かる坂本勇は「(遊撃手で)源田(西武)、京田(中日)といい選手が入ってきた。五輪で選ばれるように、2、3年はしっかり成績を残さないと」と力を込めた。

 トークショー前には、2年連続で獲得したゴールデングラブ賞の授賞式に参加。守備率・987、9失策の成績に「ショートは要のポジション。勝敗を左右してくる。今年は落ち着いて守ることができた。もっと勉強してうまくなりたい」とさらなる高みを目指すことを宣言した。

 3年後もリーダーとして、日本の遊撃を守る。坂本勇が金メダル獲得のキーマンになる。(川島 毅洋)

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2017年12月1日のニュース