広島 岩本 1170日ぶり一発が値千金弾「自分でもちょっとびっくり」

[ 2017年9月9日 18:26 ]

セ・リーグ   広島9―5中日 ( 2017年9月9日    ナゴヤD )

7回表1死一、二塁、広島・岩本は中越えに逆転の3点本塁打を放つ
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 岩本が7回に打った3年ぶりの一発が逆転3ランとなり、広島が8連勝。セ・リーグ連覇に向けた優勝マジックは「6」となった。最短Vは13日。

 広島は3―5で迎えた7回、まずは松山の中前適時打で1点差に迫ると、さらに1死一、二塁と広げたチャンスに岩本が打席へ。「6番・一塁」で4試合ぶりスタメン出場を果たした31歳は、中日3番手・谷元が投じたオール直球勝負での5球目をバックスクリーンへと運んだ。

 直接スタンドインかフェンス最上部直撃のどちらか微妙な当たりだったため、全力疾走の岩本は二塁でいったんストップ。本塁打と判定されると、ゆっくりベースを回り、ベンチではチームメートから手荒い祝福を受けた。

 「手応えは良かったんですけど、どこまで飛ぶか分からなかったので一生懸命走りました」と照れ笑いの岩本。自身にとっては2014年6月27日のDeNA戦(横浜)以来1170日ぶりとなる一発に「あんまり本塁打は今意識していないので、自分でもちょっとびっくりしています」と31歳とは思えない?初々しさ全開。「最初の方はなかなか打てなくて悔しかったですけど、こういうチャンスで1本出たというのはうれしかった」と会心の笑みを浮かべた。

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2017年9月9日のニュース