オリ杉本、今季初出場で先頭打者弾「やっとプロ野球選手になれたなあ」

[ 2017年9月9日 18:35 ]

パ・リーグ   オリックス5―3楽天 ( 2017年9月9日    Koboパーク宮城 )

<楽・オ>楽天に勝利し、スタンドの声援に応える杉本
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 オリックス2年目の杉本が初回にプロ初安打となる先頭打者本塁打。この日に出場選手登録されたばかりの背番号99は「1番・中堅」で即先発出場を果たすと、初回、楽天先発・辛島の3球目のカーブを捉え、バックスクリーンへと運んだ。

 ダイヤモンドを一周しながら右手を突き上げ、ガッツポーズをつくった杉本。この一発で勢いづいた打線がロメロ、伊藤の適時打などでさらに3点を追加すると、先発・山岡は援護を背に6回2失点の好投を見せてチームを勝利へと導いた。

 今季1軍初昇格でチャンスを活かした杉本。試合後のお立ち台では初回の打席での心境を問われ、「あまり覚えてないんですけど、自分のバッティングをしようと心掛けました」と振り返った。入団直後の昨年1月にはOBのイチロー(現マーリンズ)から練習パートナーに指名されて合同練習を行い、アドバイスも受けた期待の大型外野手。「やっとプロ野球選手になれたなあ、という感じがあります。とてもうれしいです」と初々しい感想を口にし、敵地に詰めかけたファンの歓声を浴びた。

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