伊藤トレーナーが語る鳥谷の武器 痛みへの強さ、体の強さが超一流

[ 2017年9月9日 11:30 ]

セ・リーグ   阪神8―3DeNA ( 2017年9月8日    甲子園 )

5月24日、顔面に死球を受けた鳥谷(背番号1)にベンチを飛び出した伊藤トレーナー(右端)
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 今年5月24日の巨人戦で顔面に死球を受けたときのことです。鼻骨が骨折していることは明らかでした。付き添って、病院に向かう道中。鼻血も完全に止まりきっていない状況で鳥谷が訴えかけるように言った一言に衝撃を受けました。

 「明日、試合に使ってくれるなら出られます。出られる準備はします!」

 「執念」という言葉がふさわしいか分かりませんが、すさまじい迫力を感じました。実は死球を受けた直後も、彼は出血が止まれば、出場し続けるつもりでした。

 痛みへの強さ、体の強さが超一流。プロ選手で鳥谷よりも身体能力の高い選手は数多くいます。他でもない本人が走攻守などの自分の持つ力について「平均値」と言っていたことを覚えています。

 身体能力という土俵では勝てないと知っていたので、努力で力の差を埋めてきたと思います。トレーニングやサプリメントなどに関しては誰よりも詳しいです。探究心は誰よりも凄い。だからこそ、2000本も打てたと思います。(阪神タイガーストレーナー・伊藤健治)

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