イチ代打新記録95打席目で適時打 逆転負けでV打は幻に

[ 2017年9月9日 05:30 ]

ナ・リーグ   マーリンズ5―6ブレーブス ( 2017年9月7日    アトランタ )

ブレーブス戦の8回、代打で左前に適時打を放つマーリンズのイチロー
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 マーリンズ・イチローが7日(日本時間8日)、ブレーブス戦でメジャー新記録のシーズン代打95打席目を勝ち越し打で飾った。同点の8回2死二塁で登場。外角チェンジアップを、三塁手と左翼手の間に落とし、二塁走者が生還した。

 今季の代打安打は26本目。95年にバンダーウォール(ロッキーズ)が残したメジャー記録28本にはあと2本と迫った。打席の節目には「あ、そうすか。勝手にしてください」と取り合わなかったが、安打記録には「目標がないよりある方がいい。アプローチしやすい。モチベーションになるわね」と意欲を隠そうとはしなかった。

 残り22試合。「全然慣れないですけど、慣れないことにちょっと慣れてきた」と独特の言い回しで語る代打業で、一振りに懸け続ける。 (笹田幸嗣通信員)

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2017年9月9日のニュース