東海大相模、サヨナラで15年ぶり決勝!左腕・安里が好救援

[ 2017年5月24日 05:30 ]

春季高校野球関東大会準決勝   東海大相模5―4作新学院 ( 2017年5月23日    水戸市民球場 )

 春季高校野球関東大会は水戸市民球場で23日、準決勝2試合を行い、東海大相模(神奈川1位)は作新学院(栃木2位)にタイブレーク方式の延長10回の末、5―4でサヨナラ勝ち。今秋ドラフト候補の安里海(あさと・うみ)投手(3年)が3番手で4回2/3を無失点と好救援し、チームを15年ぶりの決勝進出に導いた。

 背番号18の左腕・安里が好救援で4番・森下のサヨナラ打を呼び込んだ。9回に味方が3点差を追いつき、タイブレーク方式に突入した延長10回。無死一、二塁から始まる攻撃で3番・鈴木を三直に打ち取ると、続く中島は遊ゴロ併殺打に打ち取り「厳しい状況で抑えられた」とその裏の劇勝につなげ笑顔を見せた。

 昨秋は背番号1だったが、オフに肘を痛めて今春から復帰。関東大会はベンチ入りメンバーの中で一番大きい背番号だが、最速は142キロを誇る。「夏は1番をつけられるように勝てる投手のイメージを植え付けたい」と話す左腕は、まずは関東大会初優勝を狙う。

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2017年5月24日のニュース