巨人“代打の切り札”亀井が値千金打「準備はできていた」

[ 2017年5月24日 21:26 ]

セ・リーグ   巨人3―1阪神 ( 2017年5月24日    甲子園 )

8回1死二塁、亀井は先制の右前適時打を放つ
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 均衡を破ったのは代打の切り札の一振りだった。両軍無得点で迎えた8回に先制適時打を放った巨人・亀井は「立岡のところで(代打に)“行くぞ”と言われていたので準備はできていた。いい仕事ができたと思います」と胸を張った。

 5回に先発の吉川光が鳥谷の顔面に死球を与えて危険球退場。重苦しい雰囲気のまま、0―0で試合は進んだ。「緊張感のある試合だったので、何とか1本という思いだった。打った瞬間はホッとしました」と亀井は値千金の一打を振リ返った。

 2番手で好リリーフを見せた田原や、8回に先頭打者として出塁した相川などベンチスタートの選手の活躍が光った。亀井は「鳥谷選手が心配ですが」と負傷交代した鳥谷を気遣いつつ、「みんなでもぎとった勝利。あした以降もいい仕事がしたい」と“職人”らしく語った。

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2017年5月24日のニュース