工藤監督通算200勝 2リーグ制後2位のスピード到達

[ 2017年5月24日 09:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―1ロッテ ( 2017年5月23日    ヤフオクD )

<ソ・ロ>勝利しタッチを交わす(左から)工藤監督、東浜らソフトバンクナイン
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 ソフトバンクの工藤監督が就任3年目で通算200勝に到達した。通算330試合目の到達は球団最速記録で「みんなのおかげで勝たせてもらった200勝。また201、202勝と勝てるように頑張りたい」とにこやかに笑った。

 初回2死一、二塁となって、デスパイネが「走者を還すことに集中した」と石川のカーブを中前適時打。中村晃も左前打で続いた。4回には内川の左越え8号ソロ、8回には柳田が右中間7号2ランと指揮官の節目の勝利の祝砲を上げた。東條の内角低めの変化球をすくい上げた芸術的な一打に柳田も「うまく反応できた」と話した。

 投げては東浜がハーラートップタイの5勝目。中5日の登板で右手の中指に血マメもできたが、7回1失点で勝利を呼んだ。「まだ、それ(監督への恩返し)はできていない」とさらなる飛躍を誓っていた。

 <水原監督に次ぐ>工藤監督(ソ)が通算200勝に達した。工藤監督の通算試合は330試合。200勝の最速は1リーグ時代に石本秀一監督(タイガース)が記録した272試合、次いで藤本定義監督(巨)が290試合と300試合未満が2人いる。ただし、2リーグ制後では水原茂監督(巨)の308試合に次ぐ2位のスピード記録。チームでは山本(鶴岡)一人監督(当時南海)の351試合を更新する球団最速記録になった。

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2017年5月24日のニュース