イスラエル戦先発は則本か千賀 侍J小久保監督が最終決断へ

[ 2017年3月14日 08:20 ]

WBC2次ラウンドE組   日本―キューバ ( 2017年3月14日    東京ドーム )

松井裕(左)と話す小久保監督
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 準決勝進出を懸ける15日のイスラエル戦の先発候補に侍ジャパン・千賀が浮上した。則本と同時にコンディションを見極めた上で小久保監督が最終決断するとみられる。

 この日、オランダがイスラエルに勝利したため、仮に侍ジャパンが14日のキューバ戦に勝利した場合でも、15日に2次ラウンド突破は持ち越される。3連勝すれば文句なしに準決勝へ1位通過となるだけに、必勝態勢を敷く。

 則本は12日のオランダ戦で1点リードの9回に抑えとして起用されたが、同点に追いつかれ、1次ラウンド・キューバ戦から2試合連続失点となった。ただ、大会前から先発、救援の両面での起用を想定されており、第3戦の候補となっている。一方、千賀はオランダ戦で2回無失点で、通算4回無失点と好調。先発投手の球数制限が80球に増え、重要性は増している。「千賀はロングもできるリリーフでと考えている」と話してきた指揮官の判断が待たれる。

 小久保監督は今後も抑えを固定せず、対戦相手や試合状況に応じ、救援陣を臨機応変に起用する考え。第3戦も総力戦となるのは間違いない。

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2017年3月14日のニュース