不来方 女子マネ3人娘 甲子園練習参加に笑顔「選手の力になれてうれしい」

[ 2017年3月14日 11:16 ]

選抜高校野球大会の甲子園練習で、ヘルメットをかぶって補助する不来方の女子マネジャー(右の2人)
Photo By 共同

 19日に開幕する第89回選抜高校野球大会の甲子園練習が14日、甲子園球場でスタート。選手10人の21世紀枠の不来方(こずかた=岩手)や12度目出場の仙台育英(宮城)などが調整した。

 不来方は3人の女子マネジャーがヘルメットをかぶり、グラウンドへ。越戸あかりさんは三塁ファウルゾーンで外野へのノッカーにボールを渡すなどして練習を補助。「私たちは人数が少ない。補助で少しでも選手の力になれてうれしい」と笑顔を浮かべた。

 ▽甲子園練習の女子マネジャー参加 昨夏の全国選手権大会の甲子園練習で、大分の女子マネジャーがユニホームを着て本塁付近でノックのボール渡しを担当。規定では練習補助員は男子部員に限られ、制止を受けた。この対応への批判もあり、日本高野連は規定変更を協議。今春センバツから参加を条件付きで認めることを決めた。十分に安全対策をし、体操服かジャージーを着てヘルメット着用。活動範囲は外野ノック時のボール渡しやベンチ前での補助など人工芝部分に限られる。

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2017年3月14日のニュース