ベネズエラが2次R進出!POでイタリアに逆転勝ち カブレラが起死回生弾

[ 2017年3月14日 13:35 ]

WBC1次ラウンドD組プレーオフ    ベネズエラ4―3イタリア ( 2017年3月13日 )

9回に同点ソロを放ったカブレラを出迎えるベネズエラの選手たち(AP)
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 WBCは13日(日本時間14日)、1次ラウンドD組のプレーオフが行われ、ベネズエラが土壇場の9回に3点を奪ってイタリアに4―3で逆転勝ち。2次ラウンド進出を決めた。

 初回に先制を許したベネズエラは、イタリア先発のモリスに苦戦。自慢の強力打線が5回まで無安打に抑えられる予想外の展開となった。

 それでも6回に2番手のニールセンを攻めて、四球と失策で1死一、二塁の好機。ここで1番・インシアルテがチーム初安打となる一塁強襲安打を放って同点に追い付いた。

 7回にイタリア・アンドレオリに今大会3本目のアーチを許して1点を勝ち越されたが、1―2で迎えた9回に先頭の3番・カブレラが起死回生の同点ソロ。主砲の一撃で試合を振り出しに戻すと、無死一塁から6番・オドーアがあわや本塁打という左翼フェンス直撃の一打を放ち、一塁走者のソラルテが一気にホームイン。逆転に成功すると、さらにチャンスを広げて1死三塁から7番・エスコバルのスクイズで手堅くもう1点を追加した。

 イタリアはベネズエラ打線を9回までわずか2安打に封じるも、4番手のデマークが誤算。最終回にリッディのソロで1点を返したが、反撃もそこまで。1次ラウンドで姿を消すこととなった。

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