アストロズ 強打者2人獲得 青木とはこれから年俸交渉

[ 2016年11月19日 05:30 ]

アストロズが獲得したマキャン

 アストロズは17日(日本時間18日)、青木宣親外野手(34)の保有権を獲得したのに続き、大型補強に成功した。

 ヤンキースとのトレードでマイナー2投手を放出し、通算245本塁打の強打の捕手マキャンを獲得。さらにドジャースからFAとなっていたレディックとも4年総額5200万ドル(約57億2000万円)で合意した。2人の強打者を加えたことで全ポジションが埋まり、強力布陣が完成した。

 今オフは左打ちの正左翼手ラスマスがFAで退団濃厚で、左打者の獲得を目指していたジェフ・ルノーGMは「捕手の補強が最重要だった。マキャンは守備のいい捕手としてだけでなく、得点を生み出せる左打者としてもチームにフィットする」と期待した。右翼手にレディックが加入したことにより、正右翼手のスプリンガーが中堅へ回り、青木は左翼となる見込みだが、元DeNAのグリエルを内野と左翼で併用する構想もある。今後、ア軍は青木の代理人と来季年俸交渉を進めるが、まとまらなければFAとなる可能性もあるだけに、チームの動向が注目される。

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2016年11月19日のニュース