阪神・江越 100万円増も 球団から指摘「確実性欠けていた」

[ 2016年11月19日 08:19 ]

アップ提示にサインして会見を行う江越

 100万円増の1700万円で更改した阪神・江越は、勝負の3年目へ打撃改革を改めて誓った。

 「ただ振るだけではダメで、コンパクトに振っても飛ぶということをこの(秋季)キャンプで意識できた。もう一回、一から(打撃を)変える気持ちをもって行きたい」

 そう語る表情には、危機感にも似た険しさが漂う。飛躍を期した今季は打率・209と低迷して課題だった率の向上はならなず、8月31日に2軍降格したままシーズンを終えた。球団からも「確実性が欠けていた」と指摘され「そこが一番悔しいというか、歯がゆいと思っていたこと。納得しています」と受け止めた。

 そのうえでの増額は期待の表れ。糸井の加入が秒読み段階に入るなど、さらに競争は激しくなるが「変わったとこを見せないといけない」と来季へ覚悟は十分だった。

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2016年11月19日のニュース