DV容疑のメッツ守護神 被害の妻が告訴取り下げへ 処分の可能性は残る

[ 2016年11月19日 15:26 ]

メッツのジェリウス・ファミリア投手 (AP)

 メッツの守護神として活躍するジュリウス・ファミリア投手(27)が妻への暴力で逮捕、起訴された件で、18日に米国のスポーツ専門局ESPNは被害を受けた妻が告訴の取り下げを要求していると報じた。

 事件は10月31日に発生し、ファミリアの妻は右の頬にあざ、胸にはひっかき傷が確認された。地元警察も「ドメスティックバイオレンス(DV)の可能性が高い」と発表。妻が警察へ通報した際の電話記録も残っており、内容は「夫が少し酒に酔っていて様子がおかしい」というものだった。

 初公判でファミリアは無罪を主張。次回公判は12月15日に予定されていたが、妻は「この件をもうこれ以上追求したくない」と話しているそうで、事件はどうやらこのまま幕引きを迎えることになりそうだ。ただ、告訴が取り下げられても、大リーグ機構から出場停止などの処分が科される可能性はあるという。

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2016年11月19日のニュース