楽天・星野副会長 初交渉後も岸と2度会っていた「彼が必要だった」

[ 2016年11月19日 05:30 ]

会見で笑顔を見せる岸を星野球団副会長(右)が温かく見守る

 会見に同席した楽天の星野副会長は11日の初交渉後も2度、岸と会っていたことを明かした。

 去就について悩む右腕に対し、「モットーにしている“迷ったら前に出たらどうだ”と何度も告げた」と口説き続け、ようやくこの日を迎えた。「もう一度、この球場で日本シリーズをし、梨田監督を胴上げするというニュースをつくりたい。そのためには彼が必要だった」と上機嫌。立花社長も「地元、仙台から出てきたスーパースター。一緒に東北を盛り上げてほしい」と喜んだ。また、練習で球場を訪れていた則本も「ずっと待っていたのでうれしい。僕も負けるわけにいかない。相乗効果でやっていけば、来年はいいシーズンになる」と刺激を受けていた。

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2016年11月19日のニュース