マエケン1球に泣き8敗目 5回2失点「あのホームランは悔いが残る」

[ 2016年8月30日 13:17 ]

ロッキーズ戦に先発したドジャース・前田(AP)

ナ・リーグ ドジャース1―8ロッキーズ

(8月29日 コロラド)
 ドジャースの前田健太投手(28)は29日(日本時間30日)、コロラドでのロッキーズ戦に先発し、5回4安打2失点、6三振1四球で今季8敗目(13勝)を喫した。

 前田は初回、安打と四球で1死一、二塁のピンチを招くも、4番アレナドを空振り三振、ダールを左直に仕留めて得点を許さず。3回には1死二塁とするも後続を断ち、無失点で切り抜けた。しかし4回2死一塁から7番ハンドリーに先制2点本塁打を被弾。追い込んでからの4球目、甘く入ったスライダーを左翼席へ運ばれ、0―2とリードを許した。

 5回は3人で終えたが、この回で降板。2002年の石井一久、13年の柳賢振(リュヒョンジン)に並びドジャースの新人最多となる14勝目が懸かった一戦だったが、打線の援護に恵まれず、黒星がついた。

 ▼前田の話 あのホームランは悔いが残る。完全な失投。打たれてはいけない打者だったし、重い失点になった。球数が少なくて余力が残っていたので、もうちょっと長く投げたかった。

続きを表示

2016年8月30日のニュース