侍女子代表 W杯へ直前合宿 唯一の高校生、清水「5連覇の力になる」

[ 2016年8月30日 19:57 ]

女子代表で唯一の高校生メンバーである清水

 「第7回WBSC女子野球ワールドカップ(9月3~11日、韓国・釜山)」で史上初の大会5連覇を目指す侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」が30日、神奈川県内で直前合宿を行った。代表20人の中で唯一の高校生、清水美佑投手(18=埼玉栄3年)はブルペンで投球練習。時折雨が降る中、1死一、三塁など状況を想定して行うケース打撃でもマウンドに立った。

 持ち味の一つが、落差の大きいカーブ。直球との緩急差で勝負する。チーム最年少だが「プレー中や練習中にも(先輩が)声を掛けてくれて、すごく溶け込みやすい雰囲気を作ってくれる」。先発完投型。高校生相手の試合では、好調な時は規定の7回を70球ほどで投げ切るという。大倉孝一監督も「先発で起用したい。長いイニングを投げて、試合を作ってくれる仕事を」と期待を寄せる右腕。中学では男子に交ざってボーイズリーグでプレーしていたという清水は、「初めての国際舞台を楽しめれば。そして、少しでも5連覇の力になりたい」と力を込めた。

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2016年8月30日のニュース