ドジャース プイグの保有権を放棄 成績振るわずトレードへ

[ 2016年8月29日 09:22 ]

ドジャースのヤシエル・プイグ外野手 (AP)

 米国のFOXスポーツは28日、ドジャースが同日にヤシエル・プイグ外野手(25)をトレードウェーバー(トレードを目的とする保有権放棄)にかけたと報じた。

 メジャーリーグのトレード期限は7月末に設定されているが、8月以降もウェーバーにかけることでトレードが可能。獲得を希望するチームは8月31日までに選手をメジャー25人枠に入れなければ、プレーオフでの出場が認められなくなる。

 キューバ出身のプイグは2013年にメジャーデビュー。強肩強打の外野手として同年に104試合の出場で19本塁打を放つと、翌14年には148試合に出場して打率2割9分6厘、16本塁打、69打点の好成績でオールスター戦にも初選出された。

 しかし、昨季は故障でシーズンの大半を欠場。今季は81試合に出場して打率2割6分、7本塁打、34打点と成績不振で8月2日に傘下3Aへの降格が決まった。メジャーリーグは9月に選手枠が25人から40人に広がるが(セプテンバー・コールアップ)、ロバーツ監督は27日にプイグをマイナーから昇格させるかチームは決めかねていると語っていた。

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2016年8月29日のニュース