ハム 首位返り咲きならず…栗山監督「監督がへぼいだけ」

[ 2016年8月29日 05:30 ]

<西・日>6回、重盗で本塁突入の大谷(左)は必死のジャンプも挟殺

パ・リーグ 日本ハム3―4西武

(8月28日 西武プリンス)
 日本ハムの首位返り咲きはならなかった。栗山監督は「悪いのは監督。監督がへぼいだけ」と言ったが、その“キーマン”となったのは体調不良から3日ぶりにスタメン出場した大谷だった。

中田の適時打で2点リードとした6回2死一、三塁で、三塁走者・大谷は捕手・炭谷の二塁への偽投で飛び出しタッチアウト。1点を追う8回2死一塁では、2番手・牧田との間合いが合わず、タイムを要求したが、認められずにそのまま見逃し三振を喫した。「(間合いを)長く持っていたので、外したかった。(タイムを)取ってもらいたかったけど」と悔やんだ。

 13年まで日本ハムに在籍したウルフに今季初登板初勝利を許し、「マイナス0・5ゲーム差」の2位で変わらず。指揮官は「今日、必死に勝ちにいって勝てなかった。それだけ。最後に首位になれればいい」と自らに言い聞かせていた。(柳原 直之)

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2016年8月29日のニュース