U18初戦先発、寺島が有力…「まずは打つより投げる方で」

[ 2016年8月29日 06:42 ]

U―18アジア選手権で台湾入りし、ランニングする高校日本代表

第11回U―18アジア野球選手権

(30日開幕)
 30日に開幕する第11回U―18(18歳以下)アジア野球選手権(~9月4日、台湾・台中)に出場する高校日本代表が28日、台湾入りした。台中市内の球場で約2時間の練習も行い、30日の香港との初戦の先発は寺島が有力となった。

 小枝守監督は開幕投手について「明日のブルペンの様子を見て決めたい」と明言は避け「精神的に安定していて興奮もせず、臆病にもならない投手にしたい」とした。寺島は中学時代にも日本代表入りするなど経験豊富で、今夏はドラフト候補として注目を浴びる中で結果を出して履正社を甲子園出場に導いた。

 寺島本人は「どこで投げるかは言われていない」と話したが「まずは打つより投げる方でいきたい」と力を込めた。11年以来3大会ぶりのアジア制覇へ。150キロ左腕が快投で弾みをつける。(松井 いつき)

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2016年8月29日のニュース