慶大・柳町 24年ぶり1年生春首位打者狙う

[ 2016年5月28日 05:30 ]

初の早慶戦で2つの快挙に挑む慶大・柳町

 東京六大学野球の早慶戦が、28日から神宮球場で行われる。現在打率・371でリーグ3位の慶大・柳町達外野手(1年)は首位打者獲得に挑む。1年春で獲れば、92年の大森篤(早大)以来24年ぶり史上3人目で慶大では初。「意識せずに1本ずつ安打を積み重ねた結果、首位打者を獲れればうれしい」と闘志を燃やした。

 現在トップは法大・金子凌で・425。大久保秀昭監督は「重圧を良い方向に変えて、お祭り男になってくれたら」と期待を寄せる。さらに、柳町は慶大の先輩・高橋由伸(現巨人監督)が持つ1年春3本塁打のリーグ記録にもあと1本に迫っている。慶応高時代にスタンドから早慶戦を観戦していたというルーキーは「凄い雰囲気の中でやるのは楽しみ。堂々とプレーして早稲田に勝ちたい」と気持ちを高ぶらせた。(青木 貴紀)

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2016年5月28日のニュース