駿太スイッチ挑戦“先輩”高橋コーチ太鼓判「左」打撃向上が目的

[ 2016年5月28日 10:15 ]

オリックスの駿太

 オリックスの駿太外野手(23)が、左右両打席で打つスイッチ打法を本格導入した。神戸市内で行われた指名練習で、ペッパー、バント、フリー打撃と全て両打席で練習。左打者がスイッチを導入するのは珍しいが、福良監督は「右だときれいにバットが出てくる。左にも生きてくる」と、本来の左での打撃向上が目的と説明した。

 成長が期待された駿太だが、ここまで打率・181。24日からのソフトバンク3連戦は欠場していたが、その際に福良監督や高橋打撃コーチと話し合い、スイッチ導入を決断。「色々話を聞いて、理解できました。せっかくやるので何かを得たい」と前向きだ。右でのフリー打撃では左翼フェンスにワンバウンドで届く打球を披露。小学1年以来とは思えないセンスも見せた。

 現役時代に両打ちに転向し、33試合連続安打という日本記録を樹立した高橋打撃コーチは「最初に見たとき、駿太は右だと思った。それぐらい、右はいいよ。右脳と左脳がうまく働けば良いものが出てくる」と太鼓判を押す。完全転向については同コーチも否定的だが、ロッテ時代には西岡(阪神)を名スイッチヒッターに育てただけに「駿太育成プロジェクト」にも注目が集まる。

 ≪左→両打ちはまれ≫打者がプロ入り後、両打ちに転向は圧倒的に右打ちからのケースが多い。これは俊足の選手が、より一塁に近い左打席でも打てるようにとの理由から。左打ちからは珍しく、現役では西岡(神)がこのケース。苦手の左投手克服のためにプロ2年目の04年に転向している。ただし西岡は中学まで右打ちで、左打ちは高校からだった。

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