【有藤通世の視点】長嶋タイプの今宮 外角球うまく対応

[ 2016年5月28日 09:00 ]

<ロ・ソ>7回表2死二塁から均衡を破る中前タイムリーを放つ今宮

パ・リーグ ソフトバンク1-0ロッテ

(5月27日 QVC)
 ソフトバンク・今宮の7回の適時打は、涌井の148キロの外角高めの直球をうまくおっつけて中前に運んだ。0―0の展開で相手エースから得点を奪う一打だけに価値があった。聞くところによると、前日に首脳陣からポイントを前にするよう助言を受けたというが、私は彼の場合、あまり型に縛られるとボールをさばけなくなるタイプの打者と見る。どんな球種にも食らいつけるし、フォームを崩されてもある程度は器用に球を拾える。ONで言うと、完全な長嶋茂雄タイプである。

 彼の短所は打席で球を追っかけ過ぎて、ボール球に振ってしまうこと。ストライク、ボールの見極めの集中力が上がれば、12球団No・1の守備力を誇る遊撃手として、悪くても・250以上の打率は残せる能力はある。

 一方で個人的に心配なのが初回2死三塁、3回2死満塁で凡退した内川の状態。下半身にまるで切れ、粘りがなく、腕だけでバットコントロールしている。技術で打率3割を維持しているが、体力的な疲労が要因なら、首脳陣は時には「DH」で起用するのも手だ。(スポニチ本紙評論家)

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