現行ポスティングを1年延長 日米とも改正希望せず

[ 2016年5月6日 16:13 ]

 2013年12月に日米間で合意した現行のポスティングシステムが、新たに1年間延長されることが6日までに決まった。現行制度の改正を希望する場合は、契約終了日の180日前となる5日までに相手側に通知する必要があったが、日本野球機構と米大リーグ機構の双方とも改正を申し入れなかった。

 今オフは同制度を利用する日本選手が少ないとみられることや、米大リーグ機構が選手会との労使交渉に時間を割いていることなどが理由。

 ポスティングシステムは海外フリーエージェント権を取得前の選手が、米大リーグ移籍を所属球団に認められた場合に利用する。日本の球団が設定する譲渡金の上限は2千万ドル(約21億円)。支払う意思のある大リーグの全球団が交渉できる。

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2016年5月6日のニュース